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アリアナ・グランデをめぐる音楽の果実はここに一本の大樹を生んだ
いまや人気R&Bシンガーの彼女は、アリアナの初作から『Positions』までのヴォーカル・プロダクションやバック・ヴォーカルなどに深く関与し、“thank u, next”などのコライトにも貢献していた。当時の経験がソロ・アーティストとしての個の確立に作用したのは言うまでもない。
ヴィクトリアと並んでアリアナ楽曲で集中的にコライト参加していたのが、プリシア・レネアの名前でソングライター業に軸足を置いていた頃の彼女。初作での関与を経て、特にモダンなトラップ系R&B色の強い『thank u, next』と『Positions』での活躍ぶりは彼女ならでは。
アリアナの数多いコラボのなかで最大の成果となったのが、ここに収録の“Rain On Me”。〈激しい世間の注目とトラウマを経験した女性〉という共通点からの人選だったそうだが、フレンチ・ハウス〜ユーロダンスの曲調と両者の歌声の好相性が絶賛される世界的ヒットとなった。
アリアナのデビュー・ヒット“The Way”に客演していたピッツバーグ出身のラッパー。時を経て、こちらに収録の“My Favorite Part”に彼女を招く頃には恋愛関係に発展しており、交際は2年ほど続いた。没後リリースの“I Can See”でも彼女の声を聴くことができる。
アリアナの初作に収録の“Right There”でコラボして出会ったデトロイトのラッパー。次作の“Best Mistake”で再共演した両者の関係は恋愛に発展した。半年ほどの短い交際だったものの、その間にショーン側の“Research”にも彼女はお返し参加している。
この歴史的大作と同じ年に誕生したアリアナにとって、ホイッスルも含む歌唱表現がお手本だったのは言わずもがな。時を経て自身の“yes, and? (Remix)”にマライアを招いたのは念願だったはずだ。他にもクリスマス企画やバーブラの“One Heart, One Voice”で共演済み。
当然ながら影響がないはずはないとして……。アリアナのヒット・チューン“God is a woman”のMVに招かれたマドンナは雰囲気のある冒頭のモノローグを担当して声の共演を果たしている。以前のツアーにアリアナが飛び入りして女王を感激させたこともあったそう。
本作中の人気曲“Dance To This”にアリアナを招き、彼女のMVにカメオ出演もしていたトロイとは互いに〈ポップ・クイーン〉〈ポップ・キング〉と讃え合う間柄。昨年“supernatural”のリミックスで久々にコラボしたが、断続的に絡めるのはリアルな友人ならではかも。
もともとキッズスターだった点も通じる両者は、2015年にマイリーの財団のためにクラウデッド・ハウス“Don’t Dream It’s Over”で共演。そこで縁を深めた二人は同曲を2年後の〈One Love Manchester〉でも揃って披露した。他には「チャーリーズ・エンジェル」曲での共演も。
もともとアリアナに憧れ、交流を深めてからもたびたび尊敬の意を示してきたマディソンだが、類似性を比較したり画像で遊んだりするSNSの群衆によって揉めさせられる不幸な結果に……。とはいえずっと敬愛を隠さない本人も認めているようにアリアナからの影響は絶大だ。
KATSEYEの結成オーディション脱落からメジャー・デビューまで漕ぎつけ、“Ain’t In LA”をヒットさせた東欧スロバキア出身の新星。昔からアリアナのファンでカヴァー投稿などもしていたが、現在は同じ有名ヴォーカル・コーチに師事するなど、憧れの存在をめざして躍進中だ。










