今年4月2日にスタートしたMikikiでは、〈これいいよね!?〉という共感を形にし、音楽好きによる音楽好きのための新たな〈The Best Place to Find Music〉となるべく、さまざまな記事を掲載してきました。ここからは2014年の総決算として、今年アップした記事の年間アクセス・ランキングを発表していきます。まずはレヴューのトップ20を一気にどうぞ!(集計期間:2014年4月2日~12月15日)
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1JAPAN
赤西 仁 『Mi Amor』 アーバン・ポップ志向だった本人が全曲を手掛け、トレンドへ多彩なアプローチをした快作
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2JAPAN
ぱいぱいでか美 『レッツドリーム小学校』 川本真琴、澤部渡、植野隆司らが楽曲提供した衝撃のファースト
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2JAPAN
般若 『#バースデー』 刃頭のトラックにそれぞれの生い立ちが浮かび上がるKOHHとの“家族”含む8枚目
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4OTHER
「ハナヤマタ 1」 構成/脚本は「けいおん!」の吉田玲子、〈よさこい〉をテーマにした青春部活アニメがパッケージ化
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5JAPAN
APOGEE 『OUT OF BLUE』 時代の空気を吸い込んだアレンジと永野亮の作曲手腕光る、早すぎたチルウェイヴ・バンドの5年ぶり新作
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6JAPAN
LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇- 『Soundtrack』 モー娘。らが名を連ねる、ハロプロ〈演劇女子部〉によるミュージカルの劇中歌集
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7JAPAN
coffin princess “快楽原理” スピーディーな同期ビートとディスト―ション・ギター乱れ飛ぶアニメ「棺姫のチャイカ」ED曲
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8JAPAN
VA 『Yes, We Love butchers “The Last Match”』 アジカンら参加のブッチャーズ・トリビュート第4弾
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9OTHER
「東京喰種 トーキョーグール vol.1」 宮野真守の怪演にも注目、人気コミック原作のアニメがパッケージ化
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10JAPAN
人間椅子 『無頼豊饒』 リフ重視のアレンジやノリの良さ大事にしつつ転調やプログレ風味の凝ったフレーズが楽しめる22作目
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11JAPAN
くるり 『THE PIER』 過去に類を見ない、パラレル・ワールドを旅するSF映画のサントラのような多様性ある新作
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12OTHER
「花物語 第一巻/するがデビル(上)」 西尾維新〈物語〉シリーズ第2期のアニメ最新作がパッケージ化
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13POP / ROCK
LO-FANG 『Blue Film』 エロス漂わせた歌がジワジワ効いてくる、ワシントンの男性歌手/マルチ楽器奏者の初ソロ作
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14OTHER
小林顕作、佐藤貴史 「みいつけた! からだ てんけん! オフロスキー」 Eテレ番組人気キャラクターのDVD第2弾
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15JAZZ
RICHARD SPAVEN 『Whole Other*』 ホセ・ジェイムズやフライローを支えるUK敏腕ドラマーのリーダー作
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16OTHER
「Free!-Eternal Summer- vol.1」 京アニが贈る男だらけの熱い水泳アニメ、待望の第2期がパッケージ化
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17JAPAN
stillichimiya 『死んだらどうなる』 ドリフのオマージュや甲州弁ラップなど相変わらずの中学男子ヴァイブス溢れる新作
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18JAPAN
稲葉浩志 『Singing Bird』 繊細な表情見せつつ豪快にロックする圧巻のヴォーカリゼーション堪能できるソロ5作目
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19JAPAN
syrup16g 『Hurt』 6年ぶり再結成、五十嵐隆の再生までの道のりをドキュメントしたかのような新作
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20JAPAN
なかの綾 『わるいくせ』 横山剣との妖艶なデュエット収録、昭和歌謡の輝きをいまに伝える夜の天使の新作
ダントツのアクセス数で1位となったのは、今年7月に再始動した赤西仁の最新アルバム『Mi Amor』。そして、その名前も含めて話題を呼んだぱいぱいでか美の初作『レッツドリーム小学校』と、日本語ラップ・シーンの重鎮・般若の8作目『#バースデー』が同率で2位に。ほかにも、APOGEE、くるり、人間椅子、stillichimiya、B'zの稲葉浩志、syrup16g、なかの綾など、ジャンルもキャリアもバラバラな国内アクトの新作が注目を集めました。
また、「ハナヤマタ」「東京喰種 トーキョーグール」「花物語」「Free!-Eternal Summer-」といったアニメ作品についての記事にもアクセスが集中。「棺姫のチャイカ」のエンディング曲に起用されたcoffin princessの“快楽原理”や、NHK Eテレの番組「みいつけた!」の人気キャラであるオフロスキーのDVDなどは、ロング・ヒットとなって上位に食い込みました。
海外勢に目を向けると、シャネル〈No.5〉のCMに楽曲が起用され、年末にかけてアクセス数が急増したロー・ファング、ホセ・ジェイムズやフライング・ロータスら2014年を象徴するようなアクトと縁の深いUKのジャズ・ドラマー、リチャード・スペインヴンのリーダー作がトップ20入り。シーンの状況を反映しつつ、Mikiki独自の〈これいいよね!?〉が垣間見えるランキングになっている……と思います!