ミネアポリスのトリオによる初作。バンド名でもある中心メンバーのデイヴィス・バインシャーデーにおけるスチュアート・マシューマン的存在のようで、公式バイオにも〈シャーデー、マクスウェルシールを思い出させる〉とあるように、流行りのインディー流儀には脇目も振らずストレートに彼らへのオマージュを捧げた内容だ。シャーデー・アデュをもっとハスキーにしたような黒人女性ヴォーカリストの歌声も上々。