南米チリとドイツにルーツを持つという出自からか、ロンドンを活動の拠点としながらもエキゾティックな色を持ち味とするビートメイカーの4年ぶりとなる2作目。オリエンタルなフットワーカー“Kuku”や、クァルテット・ファンタスティコで初作を完成させたばかりのミゲル・アトウッド・ファーガソンを迎えた“Twelve O'Clock Shadow”など、ジャイルズ・ピーターソンが取り上げるのも納得の多種多芸な仕事ぶり。