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【植田真梨恵のマリエンサイクロペディア】私的な言葉を詩的に表現する辞典形式の連載:第2回 かきくけこ

期待のシンガー・ソングライターが、私的な言葉を詩的に表現する辞典形式の連載!

 

[第二回] かきくけこ

 

かいこしゅぎ【懐古主義】
過去を懐かしむことにひたすら心を奪われ、動けないような感覚を心に持ち続けているひとたち。そんなわたしのこと。

 

ききゅう【気球】
温かい空気がバルーンのなかに送り込まれることで空高く上昇するもの。そこに乗ることもできる。

 

くまのぬいぐるみ【熊のぬいぐるみ】
主に子供の頃に大人にもらったりする。誕生日だったりお祝い、おみやげだったり、なんだかそこには思い出深いことが宿っていることが多く見られる。

 

けっしん【決心】
何かを心に決めること。
例文:これをやる/こうする/もうこんなことはしない/もうあの人とは会わない/もう恋なんてしない

★槇原敬之“もう恋なんてしない”

槇原敬之 君は僕の宝物 ワーナー(1992)

【参考動画】槇原敬之の92年作『君は僕の宝物』収録曲“もう恋なんてしない”

 

 

こころ【こころ】
胸の真ん中にあるような気がする、ハート型をしてるような気がする、温かい空気が送り込まれることで高く上昇したりもする、感じたり、痛んだりする、目には見えないもの。

★こころが元気ないときに聴くソング:たま“方向音痴”

たま さんだる アクシック/ブリッジ(1990)

【参考動画】たまの90年作『さんだる』収録曲“方向音痴”

 


 

 どうも、最近はワンマン・ツアーの真っ只中で、各地にびゅんびゅんの植田真梨恵です。

 心が少し疲れた時、懐かしい思い出や懐かしい曲たちが自分を支えてくれることって、私にはとてもよくあります。子供の頃の懐かしいTV番組や部屋の匂いに吸い込まれそうでクラクラするほどです。私はどうしてこんなに懐古主義なんでしょうか。もちろん、いまをがんばれるのはいまの自分自身だけです。いまを楽しめるのもいまの自分自身だけです。でも、心に残る思い出や名作は、永遠だと思います。

 ちなみに関西では焼き鳥のハツのことを〈こころ〉と呼びます。わたし、こころがいちばん好き。では、また。

植田真梨恵 はなしはそれからだ GIZA(2015)

 

うえだまりえ【植田真梨恵】

90年に久留米で生まれ、現在は大阪を拠点とするシンガー・ソングライター。最新アルバム『はなしはそれからだ』(GIZA)を引っ提げてのツアーに続き、ライヴ・イヴェントへの出演も続々と決定中! 詳細は〈uedamarie.com〉にてチェックをどうぞ!

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