LAビーツ界の気鋭・シュローモ、持ち前の儚げな旋律そのままにドラムンやブレイクコアの要素採り入れたキラー度高めな新作

2015.05.15

フライング・ロータス以降のLAビート・ミュージック・シーンに新風を巻き起こしたシュローモが新作をリリース。エレクトロニカをアップデートしたスタイルで、近年ではR&Bやトラップに影響されたヴォーカル作品も発表していた彼だが、本作ではインスト中心。持ち前の儚げなメロディーセンスはそのままに、ビート感を強くしている。ドラムンベースやブレイクコアの要素を採り入れたトラックはかなりキラー度高め。性急なビートの連打にハッとするような美しいフレーズを差し込んでくる様は、かつてのμ-ziqを思い起こさせる。そしてUKっぽい陰鬱なロウビートでズブズブにハメられた後、ラストにやってくる“Beams”の開放感が半端ない。アルバムとしての劇的な構成にもヤラレます。

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