2011年から活動するイタリアのソウル・バンドによる3作目が日本盤化。主役の伸びやかな女性ヴォーカルを軽快なホーンやリズム隊が引き立てる、インコグニートブランニュー・ヘヴィーズ路線のどこまでも爽快なサウンドが満載されている。同郷のマリオ・ビオンディしかり、かの地で息づくアシッド・ジャズはいつまでもフレッシュな響きを保っているようだ。ドレスコードに準じた洒脱な装いで聴きたい素敵なアルバム。