「なんという言霊と音色だろうか」そんな豊かさと根の存在を感じる台湾先住民タロコ族の歌手トントン・ホウウェンの声。その無二の声、つまり言霊にギターやパーカション、アコーディオンなどが寄り添う音色が“自然”なのである。台湾先住民タロコ族の伝統音楽を基にしたフォーキー且つオルタナティヴな音楽。軽快なリズムや心に染み入るメロディ、温かくアコースティックなアンサンブルは彼の声を際立たせ、音色としても有機的な存在へと誘う。口琴の音や魂を呼び寄せる木琴演奏など、彼らが暮らす土地や祖先と結びついた音楽は無二ならぬ無比。ボーナス・トラックには、タロコ族の伝統合唱曲も収録。

※試聴はこちら

【参考動画】東冬侯温による〈歓迎の歌〉