ホール&オーツのカヴァー・アルバムに続くこの5年ぶりの新作では、ビートの立ったドリーミーでメランコリックな80s風のトラックを披露。ヒューマン・リーグスパンダー・バレエといったニューロマ系からトーキング・ヘッズあたりまでをインスピレーション源に、自由度の高い音作りを実践している。イナラのファルセットが甘く広がるソウル・タッチの表題曲がとりわけ絶品。