2011年の全米進出曲“Lights”以来、USではシングル・ヒットに恵まれなかったなか、今年の頭に“Love Me Like You Do”が久々のTOP3入り。そんなこともあってこの3作目にとても期待を寄せていたのですが、仕上がりは予想以上! 重厚なスロウで固めた前作から一転、M.I.A.的なエキゾ感を振り撒くミディアム・ダンサー“Keep On Dancin'”、ディスコティークな“Aftertaste”など、マックス・マーティングレッグ・カースティンらをプロデューサーに迎えてキラキラした電飾を纏い、グッと親しみやすさを増しています。その極め付けは、カーリー・レイ・ジェプセンに接近した80sテイストのエモ・ポップ“Don't Panic”でしょうか。私生活の順調ぶりも窺える(!?)ハッピーな一枚ですよ。