彼女には珍しいアッパーでダンサブルなシングル“PLAYBACK”などの先行曲を経て、1年9か月ぶりとなるオリジナル・アルバムが到着。前作以降のヒットや看板であるメランコリックなバラードもバッチリ堪能できる本作だが、大沢伸一が制作したディスコ・ファンク“The One(I Want)”など、彼女の音楽的好奇やトレンドへのレスポンスもしっかりとパッケージされた懐の深い一枚になっている。