ジョニー・ウィンターやBB・キング作品など印象的な客演仕事が多いので少し意外な気もするが、これが初のソロ・アルバム。若い頃から大好きだったというアフロ・キューバンの要素を、得意のハードなブルース・ロックに採り入れている。聴き心地はロス・ロボスっぽい感じ。しかしグイグイ押してくるリフ中心のギターのせいか、やはりZZトップ印も強烈に刻まれていて、そのアクの強さがファンにはたまらないだろう。
ZZトップのビリー・ギボンズの初ソロ作は、アフロ・キューバンの要素を得意のブルース・ロックに採り入れつつファンにはたまらないアクの強さが◎
Concord/ユニバーサル