チャーチズロンドン・グラマーの前座で注目を浴びたブルックリン出身の3人組によるデビュー・アルバム。実体験に基づき〈愛と喪失〉を綴った切ないリリックや、ダブステップ以降の空気を纏ったサウンドメイキングは、シャーデーライの系譜に連なるものだ。とりわけ紅一点ケリーのビター・スウィートな歌声が素晴らしく、個人的にはジェシー・ウェアの隣に並べて愛聴したい作品。背中ジャケもイイ!