2010年代クラシックス〈メロウ〉編。スティーヴィーを彷彿とさせるPJ・モートンで始まり、フィリー名曲を現代に再提示したジョン・レジェンドシャーデー愛を露にするライジェシー ・ウェアブギーを纏うロビン ・シックインターネット、ジョニを歌うジェイムズ・ブレイク、古典を踏まえながらモダンに響く現代ジャズ勢、そしてビル・ウィザーズの再来たるマイケル・キワヌーカで終幕。コンテンポラリーなソウル・ミュージックを捉えると同時に、70年代から10年代へと連なる音楽の輪廻転生も示す選曲だ。