4月8日にニュー・アルバム『Man About Town』をリリースするメイヤー・ホーソーンが、自身のユニットであるジェイデッド・インコーポレイテッドタキシード、そしてソロと、同じステージで3役をこなしたライヴを、今年1月にLAで開催。その時のパフォーマンス映像をYouTubeで公開中だ。

しっかり作り込まれたオープニング映像を皮切りに、バックステージの模様もおしゃれに見せているこちらの動画。パフォーマンスは各々1曲ずつ公開されており、プロデューサーの14KTと組んだ80sなプロジェクト=ジェイデッド・インコーポレイテッドは初めてライヴ映像を観たかも。あ、そういう感じなの……という、プレイ中以外は人間味を消すというキャラ設定があるらしい。でも14KTがキャラを演じきれてないふうなのが◎だ。そしてタキードは昨年いろいろ観たので割愛するが(個人的な事情ですみません)、最後のソロは新作から“Cosmic Love”を披露。女性コーラスを2人従え、官能的でムーディーなステージを演出している。最後は3バンドすべてのメンバーが集結しての大団円! こんな贅沢なライヴ、日本では観られないんだろうな……。

MAYER HAWTHORNE Man About Town Vagrant/ビクター(2016)

ちなみにMikikiでは、メイヤーのソロ新作リリースにあたってメール・インタヴューをやっているのだが、まだその回答が届いていない……。無事に彼が質問に答えてくれた際には記事を公開するので乞うご期待! さて、どうなる!?

先日公開された『Man About Town』収録曲“Lingerie & Candlewax”