盟友のメイヤー・ホーソーンやモッキーのほか、Corneliusもゲスト参加した3年ぶりの新作は、前作を特徴付けたヒップホップ由来の跳ねたビートは控えめに、コーラスを多用しながら歌を強調。タイトルがバッチリ作品の内容とフィットしていて、ベニーが愛して止まない山下達郎やギルバート・オサリバンにまた一歩近付いた感も。昨今のシティー・ポップ・ブームとリンクし、ますます日本での評価を上げそうだ。