Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、7月11日~7月17日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
水曜日のカンパネラ 『UMA』 マシューデヴィッド製曲や奇襲みたいなフューチャー・ハウス並んだ予想上回る初メジャー作
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2WORLD
マルティナ・ステッセル 『Tini』 アルゼンチン発の19歳、ダブステやトロピカル・ハウス調曲でブリ風の歌声聴かせる初作
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3JAPAN
Suchmos 『MINT CONDITION』 ミディアム・バラードやN.E.R.D思わせる楽曲などどの曲もご機嫌な仕上がりの新EP
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4JAZZ
山中千尋 『ギルティ・プレジャー』 NY録音の新作はオリジナル曲に加えてシュールなアレンジのスタンダードなどカヴァーも
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5JAPAN
レキシ 『Vキシ』 キュウソやチャットら参加、今回も時代やテーマを自由に横断し日本史を再発見させてくれる5作目
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6JAZZ
Bim Bam Boom 「TIGER ROLL」 detroit7の山口美代子ら擁するインスト・バンド、ジャズ・ファンクなど聴かせる初作
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7DANCE / ELECTRONICA
フルーム 『Skin』 フューチャー・ベースのド本命、ベックやリトル・ドラゴンら迎えた無重力の享楽へハメ込むトラップ満載
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8OTHER
スティーヴ・ジャンセン 『Tender Extinction』 3人の歌い手招き、美しい旋律と曖昧模糊とした楽曲構成が同居した2作目
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9JAZZ
沢井原兒 『TOKYO解放区』 U-zhaanらジャズ/即興シーンの音楽家たちと淡々と凛々しい演奏繰り広げた13年ぶり新作
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10POP / ROCK
ユング 『A Youthful Dream』 デンマークの注目新人の初作は、ダイナソーJr『Bug』を想起させる終始ノイジーな一枚
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11WORLD
ロマン・アンドレン 『Rain King』 引き続きカカラカ・バンド迎えた新作はスティーヴィー風情のロマンティックな気持ち良さ
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12JAPAN
uchuu, 『+1』 ブンブンやサカナクションの系譜継ぐアイデア溢れるビート解釈やサイケなアプローチ発揮した初作
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13POP / ROCK
ナイト・ジュエル 『Liquid Cool』 伸びやかなヴォーカルと煌めくシンセ・サウンド交わる上質なポップソング集
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14POP / ROCK
マックス・ジュリー 『Max Jury』 アイオワ出身SSWの初作、カントリー・ロックやネオ・ソウルなどのブレンド具合がユニーク
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15POP / ROCK
サム・コーエン 『Cool It』 デンジャー・マウス主宰レーベル発、ヴィンテージ感たっぷりの陽性サイケ・ポップ鳴らした初作
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16WORLD
ジャムビナイ 『A Hermitage』 新種のドゥーム/エクスペリメンタル・メタル鳴らす韓国の3人組の世界デビュー作
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17POP / ROCK
アディア・ヴィクトリア 『Beyond The Bloodhounds』 ナッシュヴィルの女性SSW、聴く者の心えぐる歌が鮮烈な初作
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18DANCE / ELECTRONICA
セパルキュア 『Folding Time』 ジューク以降~タイリー・クーパー再考の時代に生まれたアイシーなフォークトロニカ盤
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19POP / ROCK
クヴァラータク 『Nattesferd』 ブラック・メタルの血筋とロックンロールの粗暴さに加えて現地の土着的ムードが最高な新作
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20WORLD
イマルハン 『Imarhan』 〈砂漠のブルース〉の未来担うバンドの初作は、新世代らしい新感覚のアレンジが光る
首位を獲得したのは、水曜日のカンパネラのミニ・アルバム『UMA』。先日に2度目の〈Mステ〉出演を果たすなど、お茶の間レヴェルにも浸透してきた彼女たちのメジャー・デビュー作です。と言いつつも、媚びた様子は一切なく、ステッピーなフューチャー・ガラージやマシューデヴィッド作のサイケなエレクトロニカなど、サウンド面でさらに先鋭化。J-Popシーンに一石を投じるであろう一枚に仕上がっています。
続いて2位には、ブエノスアイレス出身の19歳、マルティナ・ステッセルの初作『Tini』がランクイン。レヴュー公開直後に彼女のお母さまがTwitterで言及したことで、海外のファンからの注目を集め、高いアクセスとなったようです。時流のサウンドを巧みに吸収したキャッチーなポップスで、世界的なブレイクも間近!?
また、16位に登場したジャムビナイの『A Hermitage』を要チェック。韓国出身のポスト・ロック・バンドによる世界デビュー作で、リリースはマーキュリー・レヴやエクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイなどで知られるイギリスのレーベル、ベラ・ユニオンから。韓国の伝統楽器を採り入れながら、ドゥーム・メタルを思わせるヘヴィーなサウンドを響かせており、MONOやゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーなどを好むリスナーからも支持されそう。ライヴも相当凄いらしいので、来日パフォーマンスの実現を希望します!