5/25(水)~8/7(日)の期間に「ちひろ美術館・東京」で開催された『村上春樹とイラストレーター』展は、海外からも村上春樹主義者が訪れ大変話題になった展覧会だった。村上春樹の作品を語る上で、イラストとの関連性は欠かすことができない。とりわけ4人のイラストレーター〈佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸〉の存在は重要だ。展示では村上春樹がジャズバーを経営していた時に、お店に飾っていた佐々木マキが描いた初期3部作の表紙を初め、大変貴重な作品が数多く展示。本書は、同展覧会の内容をもとに作られている。解説も非常に充実した内容で、巻末掲載の資料は必読。永久保存版。
村上文学を彩るイラストレーションを集めた「村上春樹とイラストレーター」 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸との共作
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