短いスパンでリリースとなった新作は、〈新しいアーティストを紹介するプレイリスト的な作品になる〉との既報通り、スケプタやサンファ、ジョージャ・ブラックら、フレッシュなゲスト勢を多数迎えた内容に。ムーディーマンのサンプリングも話題となった“Passionfruit”や、南アフリカのハウス系プロデューサーであるブラック・コーヒーらが参加した“Get It Together”あたりの新たなサウンド・アプローチも聴かせ、前作の延長線上にあるダンスホール・レゲエやグライムなど自身の現在の嗜好を詰め込んだ、まさにプレイリストと呼ぶに相応しい仕上がりだ。“Teenage Fever”では交際の噂も流れたジェニファー・ロペスの曲をサンプリングするなどトピックも多数で、早くも今年のベストが決定か。