コラム

BILLY JOEL

稀代のピアノ・マンのアニヴァーサリーを祝う豪華な企画盤が続々と登場!

VARIOUS ARTISTS We Love Piano Man : Tribute To BILLY JOEL ソニー(2014)

 ジャズラテンソウルドゥワップなどを採り入れながら美味なるポップンロールを送り出してきたブロンクス生まれのシンガー・ソングライタービリー・ジョエル。彼による名曲のカヴァー集『We Love Piano Man: Tribute To BILLY JOEL』が、出世作『Piano Man』の発表40周年の機会に制作された。スティーヴィー・ワンダー的アプローチのさかいゆうや、NYとジャズへの思いを綴ったJUJUら、稀代のメロディーメイカーへの歌の花束がとりどりに並ぶ本作。なかでもジャジー&グルーヴィーな仕様の土岐麻子ほか、冨田ラボのプロデュース曲がすこぶるカラフルな仕上がりに。

 

 

BILLY JOEL A Matter Of Trust: The Bridge To Russia: Deluxe Edition ソニー(2014)

 そして、本国からはビリー自身の『A Matter Of Trust: The Bridge To Russia』が到着。こちらはビリー初のロシア(当時はソ連)公演を収めた87年作『Kohuept』の拡張版。ゴキゲンなアップ・チューンを繰り出しながら、ロック・コンサートに慣れてなかったロシアっ子たちを煽っていくビリーが勇ましくてカッコ良い。初収録テイクは11曲で、とりわけドン&ジュアンのドゥワップ・クラシック“What's Your Name”のカヴァーが嬉しい。