タワーレコードが偶数月に発行しているフリーマガジン〈intoxicate〉。今回は、2021年6月20日(日)より配布がスタートする152号についてお知らせします。

今号の表紙は、ピアニストの永野英樹。彼は2021年8月22日(日)~8月28日(土)に開催される現代音楽の祭典〈サントリーホール サマーフェスティバル 2021〉に出演し、今年のテーマ作曲家であるマティアス・ピンチャーの委嘱作品を演奏する予定です。記事はEXOTIC GRAMMARにて、どうぞお楽しみください。なお、同じく〈サントリーホール サマーフェスティバル 2021〉に出演予定のアンサンブル・アンテルコンタンポランも大きく特集されているので、そちらも併せてぜひご一読を!

〈サントリーホール サマーフェスティバル2021〉に寄せてのマティアス・ピンチャーのメッセージ
 

今号のEXOTIC GRAMMARにはさらに、英レーベルよりリリースしたアルバム『Last Afternoon』がアンビエント~電子音楽の文脈で国内外にて高い評価を得ている音楽家の渡邊琢磨と、英WIRE誌などで執筆する音楽評論家のジェイムズ・ハッドフィールドによる対談もあります。ソロ作の制作の傍ら、映画「あのこは貴族」の劇伴なども手掛ける多面的な存在である渡邊琢磨の魅力に、ジェイムズ・ハッドフィールドがどのような角度から迫るのか、目が離せません。

それに加えて、坂元裕二脚本のフジテレビ系ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の音楽を手掛ける坂東祐大や、米NYを拠点に現代ジャズ・シーンで大きな存在感を放つ作編曲家の挾間美帆、世界を股にかけて活躍する気鋭の指揮者・原田慶太楼などに迫る特集、さらに池辺晋一郎プロデュースのイベント「日本の現代音楽、創作の軌跡」の第3回〈1931年生まれの作曲家たち〉を扱った記事などもあります。

坂東祐大の2021年作『Towako's Diary - from “大豆田とわ子と三人の元夫”』のダイジェスト映像
 

このほか、ライナー・キュッヒル、小山実稚恵、廣江理枝、THE BEATNIKS(高橋幸宏&鈴木慶一)、笹久保伸、武満徹、シャバカ・ハッチングス、ハイエイタス・カイヨーテ、ジョーイ・デフランセスコ、ブルーノ・ペルナーダス、松原忠之、クレモンティーヌ、高木正勝、食品まつりa.k.a foodmanなど、多くのインタビュー、コラム、レビュー記事を掲載しています。

そしてintoxicate presentsオンライン試写会の対象映画は、2021年7月22日(木・祝)より公開の「サイダーのように言葉が湧き上がる」です。intoxicateのプレゼント応募ページよりまだまだご応募できますので、ぜひチェックしてみてください。

★映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」オンライン試写会応募ページはこちら

映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」予告編
 

今回はほかにも、作曲家のヨハン・ヨハンソンによる最初で最後の長編監督作「最後にして最初の人類」や、伝説のロック・シンガーに迫ったブロードウェイ・ショーの映像化作品「ジャニス・ジョプリン」といった映画を紹介しています。

また、濱田マリ、尻流複写二(シリル・コピーニ)、山本敦、坪口昌恭、俵孝太郎による連載や、SWAY、坂川朱音、林家つる子、藤重佳久が〈スキ過ぎるもの/コト〉を4コマで語る〈人コマゴマ〉などもありますので、こちらもお楽しみに!

intoxicateはTOWERminiを含むタワーレコード全店にて無料で配布中。このほかTOWER RECORDS ONLINEでは数量限定での販売も行っています。なかなかお店まで足を運べないという方はこちらもご活用ください。intoxicateの記事はMikikiでも順次公開していきますので、引き続きチェックを!

★intoxicate 152号のコンテンツはこちら