怒涛の『EX_MACHINA』と近年のCrossfaithに繋がる作品をナヴィゲーション!
かつてSiMの“f.a.i.t.h”にKoieが客演するなど、かねてから縁深かった両雄が名を連ねたスプリットEP。〈Red Bull Air Race Chiba 2016〉のCMで使用されたアグレッション全開のコラボ曲“GET iT OUT”をはじめ、それぞれの新曲も収録。CrossfaithはSiMが主催する〈DEAD POP FESTiVAL〉の常連でもある。
こちらもCrossfaithとは古くから親交の深いColdrain。Tatsuが助っ人ドラマーに駆けつけたり、ライヴでの共演もある。KoieとヴォーカルのMasatoはONE OK ROCKの限定シングル“Skyfall”でもMAH(SiM)を交えてコラボしたほか、別掲のAA=曲でも共演。『EX_MACHINA』では共にリンキン・パークをカヴァー。
KoieとcoldrainのMasatoが客演して配信段階から話題だったトリプル・コラボ曲“FREE THE MONSTER”を収録。世代的にも憧れの存在だったに違いない上田剛士のプロジェクトだけに、両名の獰猛な暴れっぷりが聴きどころだ。この後の上田はCrossfaith“Diavolos”のリミックスを手掛けてもいる。
元アタック・アタック!のケイリブ・ショーモが率いるメタルコア・バンドの、現時点での最新作。Crossfaithの前年作『XENO』に収録された“Ghost In The Mirror”へケイリブが客演したお返しに、こちらの日本盤にはKoieをフィーチャーしたライヴ録音の“Body Bag”がボートラ収録されている。
ラウド・ロック×ドラムンベースというバンド・スタイルの走りで、コーンらとのツアーも経験してきたケミスツ。この現時点での最新作ではKoieをフィーチャーした“Anger”が弩級の勢いを放つ。お返しとして同年に彼らが手掛けた“Kill 'Em All”のリミックスは『EX_MACHINA』の完全生産限定盤にも収録。
マーティ・フリードマンがプロデュースを担当したNetflixアニメのイメージ・アルバム。MAN WITH A MISSIONのJean-Ken JohnnyやBiSHのアイナ&チッチ、菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)ら多彩なヴォーカル陣が名を連ねるなか、Koieはメロディアスな“The Blackened Light”を披露。
エンター・シカリのルー・レイノルズと並ぶ『EX_MACHINA』の海外ゲストは、アフロ・パンク×ホラーコア・ラップなニュージャージーの自称〈デス・カルト〉ユニット、ホラー(と読む)。彼らの客演した“Destroy”では絶叫の轟くエクスペリメンタルかつエクストリームな合体が楽しめる。
結成時にはスリップノットらの楽曲を披露して腕を磨きつつ、例外的なプロディジー“Omen”を除けば直球のカヴァー音源は残していないCrossfaith。それだけに『EX_MACHINA』のボートラでリンキンの“Faint”を取り上げた意味は言うまでもない。coldrainの盟友Masatoと2人で歌う作りも本家への敬意を窺わせる。