『City Pop』以来となる約3年ぶりのニュー・アルバムにはトム・ミッシュ、PJモートン、マック・デマルコ、エミリー・キング、プム・ヴィプリットら豪華ゲストが参加。いい意味で変わらないAOR~ヨット・ロック、もちろん近年のシティ・ポップ・ブームにも通じる内容で、全体的に肩の力が抜けており、陽のヴァイブスを感じ取れるのがいい。ベニー自身が楽しんでいるのも伝わってくる、まさに〈音楽愛〉に満ちた作品だ。