never young beachもフェイヴァリットらしいUKポップスの雄、マット・ビアンコの初期メンバーであり、ポーランドを代表する歌姫のバーシアが来日。実に9年ぶりのニュー・アルバム『Butterflies』を引っ提げて、11月5日(月)よりBillboard Live TOKYOOSAKAに登場する。

バーシアの2018年のライヴ映像
 

幼少期より本国ポーランドで歌手活動をしていたバーシアは、アメリカ、そしてイギリスに渡りマット・ビアンコの初期メンバーとして、同バンドの初作『Whose Side Are You On』(84年)に参加。これを転機として、メンバーのダニー・ホワイトと彼の兄であるピーター・ホワイトがサポートする形で、87年に『Time And Tide』でソロ・デビューを飾る。同作とセカンド(89年作『London Warsaw New York』)には、小室哲哉ワークスにも多大な影響を与えたことでも知られる、ユーロビート・ブームを牽引したプロデューサー・チームのSAW(PWL)も一部制作に尽力している。

87年作『Time And Tide』タイトルトラックを歌う88年のパフォーマンス映像
 

初作を皮切りに、一度聴いたら忘れられない透明度の高い美しい歌声と、ボサ・ノヴァなどブラジル音楽やラテン、ジャズをミックスしたアーバンなポップスで、バーシアは90年代の女性ヴォーカル・シーンを牽引。ややマイペースな頻度で、しかし着実にリリースを続け(これまでに計7枚のアルバムを発表)、世界中でライヴを実施。現在に至るまで愛され続けている言わずもがなの大御所だ。

日本にもデビュー間もなくして来日しているが、直近では2013年、2015年と公演を行っている。今回は冒頭にお伝えしたとおり9年ぶりのニュー・アルバム『Butterflies』を引っ提げたツアーとなるので、原点回帰的な傑作との評価も高い同作の予習はぜひしたいところ。加えて、“New Day For You(『Time and Tide』収録)、“Cruising for Bruising”(『London Warsaw New York』収録)といった、バーシアと言えば外せない人気曲も期待できそうなので、熱心なファンからビギナーまで楽しめるはず。

ぐっと肌寒くなってくるこの時期。ラグジュアリーなBillboard Liveの空間で、美味しい料理とお酒にピッタリなバーシアの艶やかな歌声に酔いしれたい。

 


LIVE INFORMATION
BASIA

2018年11月5日(月)、11月6日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場17:30/開演19:00
2ndステージ 開場20:45/開演21:30
サービスエリア 12,000円/カジュアルエリア 11,000円
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2018年11月8日(木)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 12,000円/カジュアルエリア 11,000円
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■来日予定メンバー
バーシア(ヴォーカル)
ダニー・ホワイト(キーボード)
イアン・カークハム(サックス)
ジョルジオ・セルシ(ギター)
アンドレス・ラフォン(ベース)
マーク・パーネル(ドラムス)