“Alone Again (Naturally)”(邦題“アローン・アゲイン”)などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライターのギルバート・オサリバンが、11月19日(月)、20日(火)にBillboard Live TOKYOで、22日(木)にBillboard Live OSAKAで来日公演を実施する。
オサリバンは1946年、アイルランドのウォーターフォード生まれ。大学在学中に音楽活動を開始し、67年にシングル“Disappear”でデビュー。翌年リリースしたシングル“Nothing Rhymed”は全英シングル・チャート5位まで上り詰めるヒットを記録した。同曲が収録されたアルバム『Himself』(邦題『ヒムセルフ~ギルバート・オサリバンの肖像』、71年作)も全英チャート最高5位をマークし、ロングヒットを記録した。
さらに翌72年に前述の“Alone Again (Naturally)”が世界中で大ヒット。全米6週連続1位、全米年間チャート2位を記録し、オサリバンはグラミー賞にノミネートされた。同曲は日本でも大ヒットし、なかにし礼が“また一人”と日本語訳した九重佑三子のカヴァーを記憶してる人も多いのでは。
その後も“Get Down”や“Clair”などヒット曲を連発。当時のプロデューサーだったゴードン・ミルズとの離別などもありながら、6作目のアルバム『Off Centre』(80年作)の先行シングル“What’s In A Kiss”(邦題“そよ風にキッス”)が日本でまたもやヒット。その後はミルズとの裁判などから活動は停滞気味になるが、この頃から近年までイギリスの小島・ジャージー島で創作活動に励み始める。
オサリバンは近年でもマイペースに作品をリリースし続け、今年2018年にはデビュー48年目にして初のセルフ・タイトル『Gilbert O’Sullivan』を発表。シンプルだが美しく味わい深いメロディーの健在ぶりを見せつけている。
日本には彼のファンも多いが、来生たかおなどアーティストのフォロワーも多い。その一方で、CMソングを書き下ろしたり、日本でのライヴをライヴ・アルバムにしたりと日本との関わりが多いオサリバン。いつまでも愛され続ける彼の名曲の数々を、Billboard Liveの優雅な空間で堪能してみるのはいかがだろう。
LIVE INFORMATION
ギルバート・オサリバン
2018年11月19日(月)、20日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 12,000円/カジュアルエリア 11,000円
★詳細はこちら
2018年11月22日(木)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 12,000円/カジュアルエリア 11,000円
★詳細はこちら
■メンバー
ギルバート・オサリバン(ヴォーカル/キーボード)
ニアム・マックナリー(バックグラウンド・ヴォーカル)
シャンテル・ヒース(バックグラウンド・ヴォーカル)
ミック・パーカー(キーボード)
ビル・シャンリー(ギター)
ニコラス・スコット(ベース)
ジュリアン・グリーヴス(サックス/フルート)
ロッド・クイン(ドラムス)