加熱し続ける二次元ラップ・バトル・コンテンツの決勝曲がいよいよ登場! 今回は、キャスト陣から観音坂独歩役の伊東健人、楽曲を制作した山嵐のKOJIMAとKAI_SHiNEを迎えて鼎談を実施。その世界観と魅力を探ってみました

 男性声優の演じる12人のキャラクターがラップでバトルを繰り広げる話題のコンテンツ「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」。昨年9月に始動して以来、YouTubeやCDなどを通じて楽曲を発表してきた同プロジェクトだが、声優陣によるラップやその筋のプロが手掛けるトラックのクォリティーの高さが評判となり、声優ファンやラップ好きの枠を超えて幅広い支持を獲得。これまでに3度のリアル・ライヴも開催され、来年にはゲーム化も決定するなど、その熱は高まるなるばかりだ。

 本作は2次元ならではの濃厚な世界観も魅力のひとつ。12人のキャラはそれぞれ〈イケブクロ〉〈ヨコハマ〉〈シブヤ〉〈シンジュク〉の各ディビジョンに所属し、人の精神に感応する特殊マイクを武器に3人1組のMCグループとして領土を奪い合う、というのがストーリーの大筋となっている。さらに今年に入って、ユーザーの投票でチームの勝敗を決める参加型企画〈Battle Season〉を展開。その勝負を経て勝ち残ったヨコハマ・ディビジョンのMAD TRIGGER CREW、シンジュク・ディビジョンの麻天狼による勝敗を決めるための楽曲が、このたびリリースされたニュー・シングル『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』に収録されているバトル曲“DEATH RESPECT”だ。

MAD TRIGGER CREW, 麻天狼 『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』 EVIL LINE(2018)

 ヘヴィーなミクスチャー・ロックに乗せて6人のキャラがラップでつばぜり合う同曲を制作したのは、これで〈ヒプノシスマイク〉に初参加となるシーンの重鎮、山嵐。今回は同バンドよりKOJIMA(ヴォーカル)とKAI_SHiNE(マシーン)、そしてキャストを代表して麻天狼所属の観音坂独歩役を務める伊東健人を迎え、本コンテンツの魅力について語ってもらった。