早くも登場のセカンド・シングルはキラキラからギラギラへ?
足りない何かを埋めるように求めるのは反骨精神――と、次々に個性的なパフォーマーを送り出しているコドモメンタルINC.。そのなかでも売り出し中のチャーミングな5人組が、この星歴13夜だ。
「(他グループなどの)普通がどのぐらいかはよくわからないけど、新曲が早いです」(園ほまれ)。
「ライヴもどんどん決まっていって、攻めてる感じ」(色とわ)。
「Twitterで新曲を2時間限定公開とか、そういうところもコドモメンタルっぽいのかなあって」(寝こもち)。
今年1月にファースト・シングル“おやすみ未来と恋乙女”をリリースしたばかりだが、ライヴでは次々と新曲をロールアウトし、コドモメンタルINC.の〈ヤル気〉を一身に背負いながら日に日に輝きを増しているところ。
「新曲とかすごいペースでいただいてるんですけど、それでも早く新曲をやりたい!って思うほど、曲がすごく好きなんです。振付けを考えるのはすごく大変ですけど、ライヴは楽しいですし」(天まうる)。
「ライヴはみんな大好きなんですけど、まうるは特にライヴで覚醒するから(笑)」(浮あかね)。
「普段、しゃべっているときは落ち着いた感じだけど、歌のときはすっごく可愛い声で歌うし(笑)。そのギャップに惹かれる人もいるよね」(こもち)。
と、すこぶる快調な彼女たちが、早くもセカンド・シングルとなる“愛し泡沫ト”(読み:いとしうたかたと)をリリース。“おやすみ未来と恋乙女”に続いて90sユーロのダンス・ミュージックをモチーフにしたサウンドだが、BPMは急上昇。MAXなテンションで畳みかけるハイエナジー・チューンになっている。
「一人で歌うのはバラードのほうが好きなんですけど、みんなでやるんだったら激しい系、カッコイイのがやりたい!って思ってたので、うれしいです。フォォー!って感じ(笑)」(あかね)。
「パラパラっぽいよね。そう、意外とこの路線をいまやってる人がいないっていうのもポイントです」(ほまれ)。
「見せ場が多い曲だと思います。ダンスの雰囲気を毎回変えてみたりとか、ライヴでもこの曲のイントロがかかると相当盛り上がる。“おやすみ未来と恋乙女”のときは〈キラキラユーロビート〉っていうキャッチフレーズを多投してたんですけど……」(とわ)。
「今回はちょっと〈ギラギラ〉した感じがあるね」(こもち)。
カップリングのエレポップ・チューン“The Gift of Nothing”は、センチメンタルな歌詞も聴きどころ……というか、思いがけず刺さる曲に。
「歌詞のストーリーが好きで、すごく切ないですね。切なくて、でも、強い思いがあって、それが音楽にうまく乗っていて」(まうる)。
「〈その手が震えるなら ぼくが強く握るよ まだ言葉にならない「君が好きよ。」〉ってところが大好きで……滑舌良く歌うように心掛けてます」(あかね)。
「でも、その滑舌の悪さが、エモさを出していたりもするんですよ」(ほまれ)。
「そういうの好きな人もいるからね(笑)」(こもち)。
「ほまれの声、いいよ(笑)」(とわ)
5月、6月に開催される東名阪でのワンマン・ツアーも発表されたばかりで、さらに勢いづく星歴13夜。先輩グループとはひと味違ったチャームを放ちながら、レーベルをグイグイ引っぱってくれそうだ。
「“おやすみ未来と恋乙女”のリリイベを全国で12本ぐらいさせていただいたんですけど、今回はそのときよりいろんなところで〈星歴13夜、良くなってるじゃん〉って言ってもらえるんじゃないかなって思ってます。高頻度でライヴをやる機会が多くて、それでだいぶ成長できたかなって思うので、ツアーも楽しみにしています」(とわ)。