昨年6月より順次配信してきた楽曲から成る全7曲の新作。アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのトーマス・バートレットがプロデュースしたダークな曲や、ウィルコのジェフ・トゥイーディと組んだオルタナ・カントリーなどが強い印象を残す。ホーンの入ったソウル・バラードもあれば、デビュー時のムードに近いシンプルなピアノ曲もあってヴァラエティー豊か。トータルの分数こそ短いが、聴き応えは十分だ。