コラム

小山田圭吾の選盤に密着! Corneliusのポップアップ・ストアがタワレコ渋谷店にできるまで

Cornelius「Mellow Waves Visuals」『The First Question Award』『Point』

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〈CLUB〉の棚に来ると「クラブ系は意外と青いジャケが多いね」と、『Point』に似た色合いのCDを探していく。しかしここでも「青の色味が違うな~」「青と白の割合が、もう少し白が多くないとね」と厳しめチョイス。それでも大量のCDを抱え、6Fを一通り見終えたところでショップ予定地へ戻りながら、簡単なインタヴューを行ってみた。

――小山田さん、とりあえず第一弾を選盤してみてご感想はいかがですか?

「やっぱりCDがたくさんあるよね(笑)。ここって日本一?」

――そうですね、在庫数は日本最大のおよそ80万枚です。

「日本一ってことは、つまり世界一ってことだよね」

――そういうことになりますね。最近はCDショップには行かれますか?

「昔はここも毎週上から下まで全フロアーをチェックしてたんだけど、最近めっきり行かなくなっちゃって。レコード・ショップには行くんだけど。でも、来たら来たでやっぱり楽しいね(笑)」

3Fに戻ると、展示予定のグッズを持参してくださったCorneliusフリークのばるぼら氏、siloppi氏が到着していた。展示品のなかには「これは見たことない」と小山田本人も驚くレア物もあり、「こうやって誰かが持っててくれるっていうのは感動だね」と嬉しそう。

そして、6Fで選んだ大量のCDを棚に並べていくが、「これはOK、これも許す。でもこれは違うかな~」「色はいいんだけど、内容がちょっと(笑)」と、ここでもこだわりが炸裂。「Mellow Waves Visuals」のような白×黒のジャケはかなり集まったものの、『Point』の青×白はそこそこ、『The First Question Award』に似た赤×黒ジャケは圧倒的に不足ぎみ。「今度は赤×黒を中心に探そう」と気合を入れる。

今度はクラシックなどを扱う7Fを目指すと、偶然開かれていたピアニスト・高橋悠治氏のインストア・コンサートに遭遇。見入りながらも、〈AMBIENT / ELECTRONICA / AVANT-GARDE〉のコーナーを探索していく。

〈WORLD〉棚では、フレンチ・ポップやブラジル音楽を念入りにチェック。何枚かいいのを見付けながらも、「色はピッタリなんだけど、これ誰だろう……」ということも。ジャケの色味とアーティスト、そして収録内容の全部が合致しないといけないのだから、ピッタリなものを探すのは本当に難しそうだ。

続けて〈BLUES / COUNTRY〉〈JAZZ〉〈FUSION〉と軽くチェックしていき、再度6Fに下りてフロアーをぐるり。「楽しいんだけど、疲れるね(笑)」。

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