Uru『オリオンブルー』Kan SanoやShingo Suzukiら参加、歌/声そのものの力を引き出した素晴らしい聴き心地の一枚

2020.04.22

2018年末の“プロローグ”から昨年の“願い”、小林武史が編曲した年頭の“あなたがいることで”と、壮大なスケール感を纏った楽曲をドラマティックなオーラのある歌唱で届けてきたUru。この2枚目のアルバムでは当然それらのヒットも収めつつ、そうした第一印象の先へ聴き手を引き込むような展開が用意されている。馴染みのトオミヨウやHidenoriの仕事はもちろん、Kan Sanoによる静謐なR&B調の“space in the space”、Shingo Suzuki製のオーガニックな“marry”には明確な変化も窺わせつつ、全体の感触は極めてシンプルに歌/声そのものの力を引き出した素晴らしい聴き心地の一枚だ。なお、初回限定の〈カバー盤〉にはCMで話題になった最高のthe pillowsカヴァー“Funny Bunny”などが堪能できる。

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