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MADE IN HEPBURN

MADE IN HEPBURNは、Takahiro Moriyama(ヴォーカル)、goe(ベース)、Jeff The Beats(ギター/キーボード)、YaungTa o(DJ)、SHODAI(ドラムス)による5人組バンドです。

彼らはBOATの中でも、もっとも多彩なサウンドを奏でているのではないかと感じます。海沿いの情景を想起させるようなメロウでトロピカルなサウンドから、R&Bやソウルなどを取り入れたジャジーな音楽性まで、ジャンルをクロスオーヴァーさせているのが特徴的。

また、Takahiro Moriyamaの優しく温かみを持った歌からグルーヴィーなフロウによるラップまでをもこなす才能が、MADE IN HEPBURNの音楽的な幅を広げていることは間違いないでしょう。

『電影港湾地区 -BOAT MIX TAPE-』収録曲 goe “Pho De Cassen”

 

YOHLU

フューチャー・ソウル・ユニット、YOHLU(ヨール)は KENTOZMIBOKEHの3人によって2018年に結成。

スタイリッシュでスムースなサウンドを奏でる彼らは、日本だけでなくアジアなどの海外リスナーも魅了する稀有な存在です。ミニマルで淡く彩られたR&Bとエレクトニック・サウンドとKENTOのファルセットを駆使した鮮やかな歌声は、一度聴けば虜になること間違いなしです。

KENTOとBOKEHはフォトグラファーとしても活躍しており、YOHLUのアーティスト写真やアートワーク、ミュージック・ビデオなどをすべて2人が手掛けているのも驚きです。

『電影港湾地区 -BOAT MIX TAPE-』収録曲 ZMI “don’t worry my baby (BOAT CUT)”

 

GOiTO

ラッパーとして活躍するGOiTO(ゴウ イトウ)。〈剛〉という名義でも知られており、九州各地にてメジャーからアンダーグラウンドまで、幅広いシーンで活躍しています。2018年には世界規模のDJコンテスト〈REDBULL 3 STYLE JAPAN FINAL〉でMCを務め、大きな反響を呼びました。

そのフロウはスモーキーでクール、かつグルーヴィーで滑らか。一方で、愛のこもった温かい言葉で彼が作り出すリリックの世界観は、聴き手に優しく寄り添うようなものです。

 

JEFF THE BEATS

トラックメイカーのJEFF THE BEATSはGOiTOのトラックを手掛け、MADE IN HEPBURNでギタリストとキーボーディストを務めていしています。今年4月には、アジアの都市をテーマにした初のビート・テープ『PISAN ZAPRA』をリリース。

彼が作り上げるローファイ・ヒップホップ的なザラついた質感のビートは、サンプリングした音声や麗しいピアノなどがメロウかつジャジーに鳴り響くもので、心地良いサウンドが特徴的です。

 

Osamu Fukuzawa

キーボーディスト/コンポーザーで、アレンジからプロデュース・ワークまでをこなすバイプレイヤー、Osamu Fukuzawa。10代から影響を受けているジャズ、R&B、ヒップホップなどをベースに、主にインストゥルメンタルの楽曲を制作しています。

また、福岡発の音楽コミュニティー・UMA3SOUL(ウマミソウル)のプロデューサーも務め、シンガーのShoko Peppa大浦 宗一郎の楽曲を手掛けるなど、幅広く活躍。上品で煌びやかな彼のサウンドは、あまりにも美しすぎてはっと息を飲むほど。

 

toddy & apple (New oil deals)

2016年に結成、toddy(MC /トラックメイカー)、 urkw(ギター)、ptsushi(ベース)、kawai(ギター/キーボード)、apple(ドラムス)の5人からなるヒップホップ・バンド、New oil deals。BOATには、その内toddyとappleが参加しています。

カラフルでポップなメロディーに乗せて、ナードでゆるいフロウが特徴的で、淡い青春時代を想起させるような楽曲のアンセミックな雰囲気もたまらないグループです。

 

虎太朗

シンガー・ソングライターの虎太朗は、BOATの最年少メンバー。10代ながらもshakyやI’mが所属する〈Arias〉のレーベル・オーナーを務め、今年の春からはABEMA RADIOとLOVE FMの番組〈Teenage Peeps〉メイン・パーソナリティーを担当するなど、アーティストとしてのみならず、さまざま場でな類まれな才能を発揮しています。

彼が作る楽曲は、エネルギー溢れるポップなメロディーと端正で美しいサウンドの対比が心地良いもの。さらに彼の甘美でクールな歌声が楽曲の魅力をより高めています。