松下マサナオがプロジェクト〈HIDEOUT SESSIONS〉を発足させた。

日本屈指のインスト・バンド、Yasei Collectiveのリーダーであり、ドラマーの松下マサナオ。在日ファンクのジェントル久保田率いるGFJBや、ストレイテナーの日向秀和とのバンドであるHHMMで活動し、さらに藤原さくら、二階堂和美、東京03、ハナレグミ、mabanua、Kid Fresino、NakamuraEmiなどなど、多数のアーティストのサポートも精力的に行っている辣腕ミュージシャンだ。

そんな彼が、新たなプロジェクト〈HIDEOUT SESSIONS〉の発足を発表した。本プロジェクトは、松下が自宅スタジオにゲストを招き、プロデュースから録音、編集まで、すべてをみずから行う動画シリーズの企画。撮影は、Mikikiもめちゃくちゃお世話になっているフォトグラファーの垂水佳菜(Kana Tarumi)が担当する。

松下マサナオ

初回のゲストは類家心平。Yasei Collectiveが2020年5月にリリースしたアニヴァーサリー・シングル”Limited Improv 2020”にフィーチャーされていた、日本を代表するトランペッターだ。

類家心平

〈HIDEOUT SESSIONS〉は第2弾以降も豪華ゲストを迎えて、松下のYouTubeチャンネルから配信される。ぜひ今後もチェックしていただきたい。

 


PROFILE: 松下マサナオ
長野県飯田市出身。
17歳でドラムを始め、大学卒業後に渡米し、ラルフ・ハンフリー、ジョー・ポーカロらに師事。
現地の優れたミュージシャン達と演奏を重ねながら、2年間武者修行をする。
帰国後はストレートジャズからパンクロックまで様々なジャンルで活動。
2009年に自身のバンド、Yasei Collectiveを結成。
2012年に〈FUJI ROCKFESTIVAL〉に出演、2013年にはグラミー賞にノミネートされたUSジャム・バンド、ニーボディとのWリリース・ライブを実現。
2014年には日本を代表するドラマー、村上“PONTA”秀一氏率いるNEW PONTA BOXと異色のツイン・ドラム・セッションを行う。また同年、凛として時雨のドラマーであるピエール中野氏のソロ・プロジェクト〈Chaotic VibesOrchestra〉に参加。
2017年には、デビッド・ボウイの最後のドラマー、マーク・ジュリアナとツイン・ドラムでの共演、ベニー・グレブやブレインフィーダーのルイス・コール等の来日公演でゲスト・アクトを務めるなど、海外との交流も深い。
2018年、NYレコーディングによるYasei Collectiveの5枚目のフル・アルバム『statSment』をリリース。同年9月には「リズム&ドラム・マガジン」9月号の表紙を飾る。
2020年、豪華ゲストをフィーチャーしたヤセイ結成10周年のデジタル・リリース・シングル絶賛配信中。

現在の主な参加バンド:Yasei Collective/Gentle Forest Jazz Band/HH&MM(日向秀和 × 松下マサナオ)
過去のサポートアーティスト:二階堂和美/ハナレグミ/藤原さくら/東京03/バナナマン/cero/mabanua/Kid Fresino/前野健太/NakamuraEmi/日向秀和(ストレイテナー)/Toku 他多数