休止期間を挿んで、5年ぶりのフル・アルバムが完成。ポスト・パンク調の“Changes!!!”や、シンセ・リフにダンス・ビートが絡む“Do the DISCO”といった〈らしさ〉も健在ながら、全体的には骨太なロックをストレートに鳴らしていて、結成から15年を迎えたバンドの晴れやかな現在地を感じさせる。メランコリックな色合いが初期曲に通じる長島涼平作曲の“Sleep Walk”や、変わらぬ地元愛を歌う“Small Town Dreams”も嬉しい。