*2021年1月7日追記
〈ANTENA oneman live『Gryning』〉横浜公演中止のお知らせ
2021年1月10日(日)にBillboard Live YOKOHAMAで開催を予定していた公演〈ANTENA oneman live『Gryning』〉は、Billboard Liveとアーティストとの協議の結果、中止になりました。横浜公演は再度開催する日程の調整もしており、また1月27日(水)の大阪公演の開催については検討中とのことです。詳しくはBillboard Liveのオフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.billboard-live.com/membersarea/20210107_ANTENA.html
お問い合わせ(Billboard Live YOKOHAMA):0570-05-6565


 

ANTENAが2021年1月10日(日)にBillboard Live YOKOHAMA(ビルボードライブ横浜)で、1月27日(水)にBillboard Live OSAKA(ビルボードライブ大阪)でライブを行う。

〈ニューレトロ〉をキーワードに活動する4人組、ANTENA。2011年に宮城・仙台で結成、歌謡曲的かつ洗練されたメロディーと海外の音楽からの影響を咀嚼したサウンドで、ポップ・シーンの最前線に立つバンドだ。

もともと〈アンテナ〉として活動を始めた彼らは、2011年にタワーレコード限定のファースト・ミニ・アルバム『さよならの代わり』をリリース。その後、2014年に自主レーベルを立ち上げ、初の全国流通を果たしたミニ・アルバム『バースデー』を発表。セルフ・マネージメントによるDIYな活動と仙台を中心にした精力的なライブでファンを増やしていく。

2016年作『底なしの愛』収録曲“底なしの愛”

2017年、ミニ・アルバム『モーンガータ』でテイチクエンタテインメント/BOGUS RECORDSからメジャー・デビューを果たしたものの、2018年には“ずっとベイビー”の発表と同時に活動休止。ヴォーカリストの渡辺諒がパニック障害の療養に専念するためだった。同年中に早くも復活した彼らはシングル“深い 深い 青”を発表、同名ミニ・アルバムへと結実させた。

2019年作『深い 深い 青』収録曲“深い 深い 青”

そして2019年、中国での楽曲の配信をきっかけにグローバルな表記である〈ANTENA〉へとバンド名を改め、シングル“入道雲”をリリース。その後も平成への別れと新時代への挨拶の気持ちを込めたシングル“ごきげんよう”など、話題曲をポップ・シーンに届けている。

2020年作『風吹く方へ』収録曲“入道雲”

2020年1月にはアルバム『風吹く方へ』をリリースした。同作は、彼らが〈ライフソング〉と呼ぶ音楽をひとつの作品にまとめあげた、待望の初フル・アルバムだ。また5月には受注生産CD『All right, good night』を発表、「何も通さないでバンドとファンが直接やりとりしよう」という思いから、録音からCDの梱包・発送までANTENAがみずから行っている。コロナ禍において希望を届けるべく活動を続けている姿は、ANTENAの揺るがなさを表している。

2020年作『風吹く方へ』収録曲“上海ミッドナイト”

ANTENAの音楽性について渡辺は、歌謡曲や昭和のアイドル・ソングなどの「日本人にはなじみ深いメロディラインがルーツとしてある」と語る。「それを洋楽っぽいサウンドの中に混ぜ合わせる」ことで生まれるのが、彼らが掲げる〈ニューレトロ〉なるサウンドだ。懐かしい、けど新しい、という絶妙な匙加減で、幅広い世代に訴えかける音楽を彼らは生み出し続けている。

感情の機微を歌い、まるで誰かの人生のワン・シーンを切り取ったような、人間味あふれる渡辺の歌詞も、ANTENAの音楽に人々が惹きつけられる理由のひとつ。『All right, good night』のエピソードにも表れているとおり、いかに聴き手と繋がって共感・共鳴するか、いかに音楽をダイレクトに響かせるかは、ANTENAというバンドのテーマであるように感じる。

そんなANTENAがBillboard Liveに登場する。Billboard Liveでの公演は、彼らにとって初とのこと。アーティストと観客の距離が近く、ライブ・パフォーマンスを間近で体験できる同会場は、ANTENAの演奏の舞台としてうってつけだろう。ファルセット・ヴォイスを駆使する渡辺の伸びやかな歌唱、ロック的パッションを宿しながらグルーヴィーで心地よいバンドの演奏は、ぜひBillboard Liveで聴きたいところだ。

2020年のライブ映像

ANTENAの最新シングルは、2020年11月に発表した“未来を待てない”。コロナ禍で「悔しい思いをした分をこれから倍にして取り返していく」という思い、そして「ANTENAと歩む皆さんと同じ未来を想像していてください」というメッセージが込められたこの曲を聴けば、現在のANTENAのアティテュードは十分に伝わってくる。

なお、今回の公演のタイトル〈Gryning〉とは、スウェーデン語で〈夜明け〉〈何かの始まり〉を意味するそうだ。暗いトンネルを歩き続けるかのようだった2020年を経たいま、まだ見ぬ夜明けへと向けて、2021年の第一歩はANTENAのBillboard Liveの公演と共に踏み出そう。

2020年のシングル“未来を待てない”

 


LIVE INFORMATION
ANTENA oneman live『Gryning』

2021年1月10日(日)Billboard Live YOKOHAMA ※中止
1stステージ:開場 15:30/開演 16:30
2ndステージ:開場 18:30/開演 19:30
サービスエリア:4,500円
カジュアルエリア:4,500円(1ドリンク付き)
※ご飲食代は別途ご精算となります
★詳細はこちら

2021年1月27日(水)Billboard Live OSAKA ※開催検討中
1stステージ:開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ:開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア:4,500円
カジュアルエリア:4,500円(1ドリンク付き)
※ご飲食代は別途ご精算となります
★詳細はこちら

■メンバー
渡辺諒(ヴォーカル/ギター)
池田晃一(ギター/キーボード/コーラス)
鈴木克弘(ベース/コーラス)
本田尚史(ドラムス/コーラス)

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします
※お申込みは1ステージ2名様までとなります
※ご来場前に必ず〈営業再開時の新型コロナウイルス感染症対策について〉内の〈お客様へご協力のお願い〉をご確認ください