jizue

特別公演〈jizue × fox capture plan「BACK TO BACK LIVE」〉がビルボードライブ大阪とビルボードライブ横浜で行われる。大阪公演は2021年2月26日(金)に、横浜公演は3月4日(木)に開催。

インスト界を牽引する2組のバンド、jizueとfox capture plan。彼らが、その日限りの特別なコラボレーション・ステージを観せてくれるのが今回の〈jizue × fox capture plan「BACK TO BACK LIVE」〉だ。

2006年に結成され、京都を拠点に活動しているインストゥルメンタル・バンドのjizue。これまでに7作のフル・アルバムを発表し、いずれもロング・セラーを記録している。

彼らの魅力は、高い演奏力と唯一無二の音楽性である。ポスト・ロックやプログレッシヴ・ロック、ハードコア・パンクなどからの影響を感じさせる、聴く者の魂を揺さぶるような力強さがjizueの音楽には宿っている。いっぽうジャズのスウィング感や叙情的な旋律も持ち味で、両極端と言っていいサウンドが絶妙なバランスで混ざり合っているのがjizueの音楽だ(彼らの多様な音楽的なルーツについては、2013年作『journal』をリリースした際のbounceのインタビューに詳しい)。

地元・京都での人気の高さはもちろん、〈FUJI ROCK FESTIVAL〉〈GREENROOM FESTIVAL〉〈朝霧JAM〉といった大型野外フェスに出演しており、開放的なロケーションとマッチしたスケールの大きい演奏によって常に新たな観客を魅了しつづけている。また国内に限らず、カナダ、インドネシア、中国、台湾など、海外にも進出。言葉に頼らない圧倒的な演奏で各地のオーディエンスを惹きつける、まさにボーダレスなバンドだ。

jizueの2014年のライブ映像

2019年、jizueは京都市交響楽団によるサポートのもとで初のオーケストラ公演を開催、翌2020年に同公演を『jizue orchestra Live at Kyoto Concert Hall 2019.10.19』としてDVD配信でパッケージ化した。また、2020年9月には7作目のフル・アルバム『Seeds』をリリース。ドラマー・粉川心の脱退を経てトリオになってからの初めてのアルバムで、「リスタートする自分達の状況」を重ねたタイトルを冠した作品だという。

jizueの2020年作『jizue orchestra Live at Kyoto Concert Hall 2019.10.19』収録曲“shiori”

jizueの2020年作『Seeds』収録曲“because”