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5月の中野サンプラザ公演へ

――客演以外のことで今後考えていることはありますか?

atagi「個人的には、今のところ何も考えてないですね」

――それは今回のアルバムで一段落という考えがある?

atagi「それもあるけど、なんかこの1年を通してみて、入念なプランニングとかってどれほど意味があるのだろうって思ったんですよ。僕は昨年結構しなやかに生きたつもりなんです。目の前に壁があれば避けて、そこに橋があれば走り抜けてというように。だから、何も考えてないというよりかは、今年もそうやって柔軟な考えでやっていきたいなとは思っています。

もちろん、ライブは準備なくしてできないものだから、たくさん面白いアイデアは練りたいですけど、今のところはそこまで〈これだ〉っていうことまで考えられてないですね」

PORIN「私は、“勿忘”に次ぐいい曲を作りたいと思ってますよ」

atagi「それは、間違いないね!」

モリシー「あと今は発信できる場所が少ないですからね。次は5月に中野サンプラザでライブがあるので、そこに一点集中して、綺麗にライブしたいよね」

atagi「そうだね。考えるのも野暮だけど、今は本当にそのライブだけじゃない? 終わった後、どんな気持ちになるんだろうね」

モリシー「前回の新木場STUDIO COASTのときもそうでしたけど、やっぱり終わったら灰になりましたからね。普通だったらツアーで何か所かやっていくうちに〈ここは、こうしていこう〉っていろいろと考えられていたものが、一点集中になると失敗できないというかね。ある意味、楽しい一面ではあるんですけど、それがけっこうなプレッシャーでもあるんですよね。でもプラスに考えたらそれで人間強くなれるなって、自分にとってはいい経験になっていますけどね(笑)」

PORIN「本当は全部のライブをそういう気持ちでやらないといけないんだよね。この間のライブは〈ここで決めなきゃ、終わり〉っていう気持ちでやりましたけど、全部のことにおいてそういう気持ちを持たないといけないとすごく反省しました。2020年はライブ以外でもたくさん学んだことが多かったな」

――2020年はいろいろあったけど、強くなれた年でもあったということですね。

PORIN「そうですね」

モリシー「それに尽きると思いますね」

――モチヴェーションが下がったりはしなかったですか?

atagi「それは全くないですね。確かに変な空気は流れましたけど、それと同じだけ非日常感もあった。どんなことが起きるかなってクリエイター同士で大喜利してる面白さもあったんですよね。星野源さんが“うちで踊ろう”をやったときは〈うわ、やられた!〉と少し悔しさも感じましたし(笑)。いいところも悪いところも半々であったっていう意味では、ものすごくエキサイティングな1年だったと思いますね」

――最後になりますが、今後の展望や目標があれば教えてください。

PORIN「無理せず、心は健康のまま活躍できたらいいなっていうのがまずあって。あとはいいチームに恵まれているので、みんなで幸せになりたいなって思います」

atagi「そうやね。それは思う」

――みんなと幸せになりたいと思える素敵なメンバーに巡り合えたということですね。

atagi「そうですね。なんか最近涙もろくなっちゃってダメだな……(笑)」

PORIN「映画観てたときも超号泣してたもんね(笑)」

atagi「泣いてたね(笑)。でも、今も今までも、ずっとそうではあるんですけど、一緒にやってきた人や今一緒にやってくれている人がすごく大事ですし、いい景色をみんなで見たいなって思ってますよ。じゃあ、いい景色ってなんだろうって思うけど、エンターテイメントである以上は数字として何かを残していかなければいけないと思うし、もっと広がりも見せていかないといけないんですよね。これはずっと向き合わなければいけないことだと思うので、そこから逃げないように頑張りたいと思います。そういうことを全部引っくるめて、周りの人たちと幸せになりたいですね」


LIVE INFORMATION
Awesome Talks One Man Show 2021

2021年5月7日(金)東京・中野サンプラザ
開場/開演:18:00/19:00
料金:7,000円(前売チケット・税込)
未就学児入場不可。12才以下は保護者同伴かつ要チケット
詳細はhttps://www.awesomecityclub.com/news/?id=640