スフィアン・スティーヴンスの音楽が自分の人生を変えた」と語る英国の若き作曲家/マルチ奏者による初のアルバム。ピアノの繊細な響きを軸に、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスなどを優雅に絡め、シネマティックでポスト・クラシカルな音空間を創出している。ニルス・フラームダスティン・オハロラン作品にも通じるような、優しさと感傷とが同居した一枚。これを聴きながら秋の訪れを感じたい。