私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら


 

武藤彩未

アイドル・グループ〈さくら学院〉の生徒会長(リーダー)としての活動を経て、ソロ・アイドルとしてデビュー。約2年間の留学を経て、シンガーとして活動を再開。自身が小さい頃から大好きな80年代を思わせるレトロ・ポップな楽曲を歌い、最近では日本テレビ系「今夜くらべてみました」やTBS系「この差って何ですか?」「筒美京平の世界inコンサート」に出演。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

竹内まりや “Plastic Love”(84年作『VARIETY』収録)

お家時間が増えて新たな趣味になったのが、レコード。お家に温かい音色が流れて癒しになってます。その日の気分で聴きたい曲を選んで流し、毎日楽しいです。レコードにハマってから特に意識をするようになったのがシティ・ポップの楽曲たち。

中でも竹内まりやさんの“Plastic Love”は最高です。世界中に愛されている楽曲ですが、私もその中の一人。本当に大好きです。サウンド感はもちろん、歌、歌詞、全てが尊いです。多い時は1日に20回以上聴いています(笑)。私も誰かの毎日を彩れるようなシンガーになれるように頑張ります!

 


RELEASE INFORMATION

武藤彩未 “今夜のキスで忘れてほしいの”
リリース日:2021年4月29日
フォーマット:配信シングル
レーベル:TSUBASA RECORDS
クレジット:作詞 武藤彩未・小倉祐人/作曲 原田夏樹
配信リンク:https://orcd.co/ayamimuto_konyanokisudewasuretehosiino