Mikiki編集部員が最近トキめいた邦楽曲をレコメンドする毎週火曜日更新の週刊連載〈Mikikiの歌謡日!〉。連載100回を超え、4人が1曲を厳選し計4曲を掲載してまいります。 *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

 


【天野龍太郎】

長谷川白紙 “ユニ”

テレビとかウェブCMとかで長谷川白紙さんの声と音が聴こえてきてびっくり。CMで聴くとすごくポップに聴こえたけれど、こうやってじっくりと耳を傾けてみると、やっぱりめちゃくちゃヤバい音楽で安心しました。配信リンクはこちら

 

【鈴木英之介】

槇原敬之 “宜候”

活動休止期間を経て久々のリリースとなった23作目のオリジナルアルバム『宜候』のラストを飾る表題曲。以前よりグッと艶を増した朗々たる歌声と、初期の頃から変わらぬみずみずしいメロディーに胸を打たれる。かつての槇原は〈大事なのは変わってくこと 変わらずにいること〉と歌ったが、この曲およびアルバム『宜候』からはまさに、いまの彼が元来の魅力を保ちつつより味わい深く変化していっていることが窺える。新たな船出を迎えたマッキーの前途に幸あれ!

 

【田中亮太】

SATOH “Fuse”

S亜TOHあらためSATOHが先日リリースした新EP『Skyrocket』から、MVが公開されたばかりの“Fuse”を紹介。これ、特別な夜にだけ訪れる〈すべてがわかる瞬間〉を言葉と音で描こうとしているのではないでしょうか。〈指をスッと抜けてくモンシロ〉というリリックがあまりに美しい。名曲。

 

【酒井優考】

ラブワンダーランド “LOVE IS FLOWER”

彼岸のラヴァーズロック〉をテーマにした5人組、体制変更後の新曲は、なんと〈あの番組〉で日本初の2位を記録!(どの番組……笑)お風呂みたいなリバーブ感が最高にチルいし、相変わらず唯一無二のトリップ感に浸れます。新曲と同時に、所属レーベル〈ミロクレコーズ〉の代表代行がラブワンダーランドや本日休演の中心人物である岩出拓十郎になったことや、新所属アーティスト〈屋敷〉の新曲もリリースされることなどが発表になりました。またそれとは別に、ラブワンダーランドの元メンバーである足立大輔率いる5人組バンド、EMERALD FOURも新曲“僕らの失敗”を発表(ベースの有泉慧はラブワンダーランドや本日休演のメンバーでもある)。EMERALD FOURの方は初アルバムを12月にリリースとのことで、良質な音楽を生み出しているこの界隈、いろいろ要チェックです。