ZINE「痙攣 Vol.2 もう一度ユートピアを 国内音楽特集」が2021年11月23日(火・祝)に〈第三十三回文学フリマ東京〉で販売される。

李氏が編集長を務める音楽ZINE「痙攣」。〈チル/暴力〉を特集したVol.1は、2020年5月に発売されるやいなや評判が口コミで広がり、瞬く間に完売。増刷・再販されたことは記憶に新しい。

そんな「痙攣」の、待望の第2号が刊行される。初頒布されるのは、今月23日に東京・平和島の東京流通センター第一展示場で開催される〈第三十三回文学フリマ東京〉のブース番号[ツー11]にて。「Vol.2」の初回の発行部数は200部、価格は1,500円。

〈もう一度ユートピアを 国内音楽特集〉を掲げる「痙攣 Vol.2」では、THE NOVEMBERSの小林祐介へのインタビューのほか、People In The Box、桑田佳祐、ヴィジュアル系、cali≠gari、BBHF、Mom、ART-SCHOOL、syrup16g、坂道シリーズ、Lily Chou-Chouなどについて、多数の書き手による論考/レビューが読める。さらに、付録として〈痙攣的国内音楽ベスト100〉と〈痙攣的プレイリスト〉も掲載される。

なお、「痙攣 Vol.2」は後日、通信販売が予定されているとのこと。〈文フリ〉で手に入れられなかった方は、通販で手に入れよう。

「痙攣 Vol.2」についての続報は、李氏のTwitterをフォローしてチェックを。

 


BOOK INFORMATION
痙攣 Vol.2 もう一度ユートピアを 国内音楽特集

発売日:2021年11月23日(火・祝)
初版部数:200部
価格:1,500円
第三十三回文学フリマ東京にて初頒布/後日通販予定

CONTENTS
0. 序文 李氏
1. 世界への問いかけ ―People In The Box論― れみどり
2.「照れ」と桑田佳祐 HAL1989
3. 熱がなくなった街に、もう一度祭り囃子を 吉田ボブ
4. 東京ロゼヲモンド倶楽部 s.h.i.
5. THE NOVEMBERS小林祐介インタビュー
6. ロスト(イン)ディスタンス ―ロックの不在のユートピア― 李氏
7. BBHF『南下する青年』レビュー 柴崎祐二
8. Mom『21st Century Cultboi Ride a Sk8board』レビュー つやちゃん
9. ART-SCHOOLと「出口なし」の無意識 伏見 瞬
10. 未遂のクーデター ―syrup16g・資本主義リアリズム・アーキテクチャー― 李氏
11. 2020年代のアイドル・グループを見つめるために ―坂道シリーズとディストピア― キムラ
12. セカイという距離を想うこと ―Lily Chou-Chou『呼吸』を聴く― 北出 栞
13.「しるし」を「かぞえる」 ふぢのやまい
14. 付録 痙攣的国内音楽ベスト100
​15. 付録 痙攣的プレイリスト