アンドレア・モリコーネ(Andrea Morricone)指揮『エンニオ・モリコーネ:ヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」』映画音楽の巨匠が亡くなる前に完成した組曲を次男が録音

ANDREA MORRICONE , ORCHESTRA HAYDN DI BOLZANO E TRENTO , MARCO SERINO 『エンニオ・モリコーネ:ヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」 』 Arcana (2022)
2022.03.18

2020年7月に亡くなられた映画界の巨匠・エンニオ・モリコーネ。再び新作を聴けることに世の映画、音楽ファンは祈りを捧げることであろう。亡くなる数カ月前に完成された本組曲は、その遺志を継ぐべき次男のアンドレア・モリコーネ指揮のもと録音。代表作である“デボラのテーマ”や“愛のテーマ”。その甘美なメロディと美しき響きは組曲として、私達聴き手の心にそっと寄り添ってくれる。モリコーネの音楽を長年支え続けてきたヴァイオリニスト・マルコ・セリーノの演奏に、強い想いが募ってくる。巨匠が残してくれたこの遺産を始め、多くの作品は未来永劫聴き継がれていく。