講談社「ヤングマガジン」にて連載中の「税金で買った本」。ヤンキー高校生・石平が久しぶりに図書館を訪れる。職員の早瀬丸は、彼が10年前から未返却となっている本の利用者だと気づく。石平は児童向けの未返却本と同じ物を本屋で探し恥ずかしながらも購入、これを機に図書館でアルバイトを始める。3巻では、雑誌の中身を撮影してしまう若者や弁償滞納おじさんが登場。漫画の所蔵問題や、選書会議前の作戦会議なども描かれ、そのリアリティはさすが図書館勤務経験有りのずいの氏である。何かを学ぶために図書館へ行くことはあっても、図書館そのものについて学ぶ機会はあまりなかったので、とても新鮮で面白い!