直木賞作家の井上荒野が自身の父、井上光晴と母、そして父との男女の仲だった瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた傑作小説が映画化。監督は廣木隆一、脚本は荒井晴彦、W主演をつとめるのは寺島しのぶと豊川悦司、共演には広末涼子という顔ぶれ。その音楽を手掛けたのは、LITTLE CREATURESのベーシストとして知られ、数々のアーティストのプロデューサーとしても活躍してきた鈴木正人。ピアノ、ギター、弦楽etcといったアコースティックな要素を基調にしたスコアで綴る。そして、ラストには、シンガーソングライター浜田真理子の歌う“恋ごころ”がじんわりと胸に響く。
鈴木正人『オリジナル・サウンドトラック あちらにいる鬼』LITTLE CREATURESのベーシストがアコースティックを基調にしたスコアで綴る
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