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ロジャー・メインウッド, ブレンダ・ブレシン 『エセルとアーネストふたりの物語』 TCエンタテインメント(2020)

レイモンド・ブリッグズが両親について描いた絵本から生まれた映画のDVD。激動の20世紀、戦前から戦後を駆け抜けた英国の普通の夫婦の人生と心の物語。

 

RAYMOND BRIGGS 『さむがりやのサンタ』 福音館書店(1981)

イブの日、朝から超多忙なサンタ父さんのプロの仕事っぷりを描く。さむがりで着ぶくれて無頼派だが、トナカイとペットの黒猫と犬と配達仲間には親切だ。

 

RAYMOND BRIGGS 『新装版 スノーマン』 評論社(2021)

少年と雪だるまの友情物語。繊細な色調で描かれた絵本には言葉はなく、世界中で愛されるロングセラーに。ここから生まれた映像やノベライズ本も続々と。

 

RAYMOND BRIGGS 『風が吹くとき』 あすなろ書房(1998)

1982年に英国でコミック絵本として出版された衝撃作。普通の夫婦の日常がやがて尋常でなくなっていく無常観。戦争と核の問題を考えるための必読書だ。

 

RAYMOND BRIGGS 『FUNGUS THE BOGEYMAN』 Penguin Random House(1979)

一見、野獣キャラのボギーマンは正体不明で説明が難しいのだが、心優しく、自然環境的には善玉菌的存在? あのポール・マッカートニーも大ファンらしい。

 

RAYMOND BRIGGS 『The Bear』 Puffin Books(2016)

少女の部屋に突然現われた白熊。両親は信じてくれない。牛乳配達夫は協力的、黒猫は気がついたもよう。はらはらドキドキの動物奇譚のラストシーンは……。