Page 3 / 3 1ページ目から読む

今月のZOKKONディスク1・2・3!

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI 『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を2』 NAKAYOSHI RECORDS(2023)

レーベル設立後では初となる、約4年ぶりのオリジナル・アルバム! 首藤義勝(KEYTALK)作編曲の“SARABADANCE”、オメでたい頭でなにより作の“新世紀ダンスホール交信曲”をはじめ、浅野尚志やONIGAWARA、浦小雪、奥脇達也、メイビーモエら豪華な作家陣との手合わせも彼女たちならでは。2017年作の続編を謳うに相応しく、それぞれキャラの濃い楽曲が賑やかに集まった、カラフルにも程がある内容です!

 

CYNHN 『楽の上塗り』 I BLUE(2023)

繊細な風情のなかに優しい雰囲気がそれとなく伝わる、現体制で2枚目のシングル。渡辺翔の詞曲×ebaの編曲という鉄板コンビでいつもと違うピアノ・ロックに挑んだ表題曲は、弾むような明るいサウンドが耳にも軽やかです。Sundae May Clubの浦小雪によるカップリング“ベイビーブルー”も、温かみのある疾走感がエモーショナルに響く新機軸のギター・ロック。いずれも感情の出た5人の歌唱が素晴らしいです!

 

棘-おどろ- 『キミキミ/てにてに』 doles U(2023)

2017年に結成され、2020年より仕切り直して活動再開した〈視覚的新感覚オルタナアイドルユニット〉。昨年のEP『キミキミ』や幻色シアターとのスプリット盤に続くこちらは、昨年9月より正式メンバーとなった白桜サキを迎えての初音源となる両A面シングルです。EP表題曲を新体制で再録したポップ・チューン“キミキミ”と、明るいアイリッシュ・パンク調の“てにてに”と、それぞれ色の違う内容に仕上がっています!