ソロ・デビュー20周年イヤーを締め括る11作目は、打ち込み曲中心の近未来的な『Free & Fancy』、ネオアコやロックなど90年代フレイヴァーの漂う『Bump & Grind』というEP2枚の収録曲に新曲を加えた内容。詞曲に峯田和伸、ベースに佐藤征史(くるり)を迎えた“Dreamin’”は、ストレートな峯田節をポップに仕上げ、軽やかに歌い上げる様が印象的だ。主役が放つ唯一無二の存在感はいまなお色褪せず、進化を遂げるばかり。