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わたくし奥冨が、今聴いているアーティストや作品について愛情たっぷりにお伝えしていく連載〈BOY 奥冨直人の宇田川放送委員会〉。第23回目となる今回は、2023年にライヴを目撃したい3組を。
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1. 暴動クラブ “恋におちたら”
昨年5月結成という4人組ロックンロールバンド。SNSでライヴ映像を見かけてから気になる存在に。出で立ちの存在感と何か時代が動き出したソワソワ感。ネーミングの印象もありますが、ライオットな気配のど真ん中に音楽への愛情が溢れ出ているなあと感じております。最近はロックンロールを軸としたバンドが増えている印象があり、自身の少年時代と重ねながら沸々とエネルギーを感じています。
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2. ANORAK!『ANORAK!』
既にこの連載で書いたのでは、と思える位、私のグッとくる所を押すバンド。活動やリリースをチェックしていましたが、何よりこの1月に開催されたthe hatch主催の下北沢回遊イベントでのステージが眩しく、ロックバンドが持つキラキラを深夜帯に爆発的に放つ姿に心打たれました。昨年のこのアルバムで受け取っていた勢いが、目の前に現れた時の逞しさよ。また必ずライヴ観に行きます。
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3. Ohhki『E.C.H.O』
ex.Isayahh Wuddhaとしての活動を経て昨年始まったローファイユニット。個人的には思い入れの強い前活動から精通して、サイケデリックでいながらポップに流れ込む稀有なバランス感。国内でもビジュアル含めこうした存在は珍しいのでは。昨年はこの1stアルバムをリリース。まだまだ始まったばかりかと思うので、東京での活動も気長に待ちつつ、それまで作品の世界に没頭したい。
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奥冨 直人(BOY)
平成元年・埼玉県生まれ。ユースカルチャーを発信するファッションと音楽のコンセプトショップ〈BOY〉を2009年渋谷円山町にオープン。2014年に現在の宇田川町店舗に移転・独立。現在スペースシャワーTVにて配信番組「スペトミ!」のVJを担当。DJやスタイリングなど日々の活動は多岐にわたり、どんな時代も楽しく暮らしている。