坂本龍一の最後のピアノソロ演奏を記録した映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」、第36回東京国際映画祭で上映決定

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坂本龍一の最後のピアノソロ演奏を記録した長編コンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」が、2023年10月23日（月）から開催される〈第36回東京国際映画祭〉にて上映されることが決定した。

本作は同イベントのNippon Cinema Now部門にて、10月24日（火）と10月30日（月）の2回上映される予定だ。日本国内での上映は、10月5日（木）より開幕する〈山形国際ドキュメンタリー映画祭〉に続き2番目となる（同映画祭ではオープニング作品として10月5日に上映）。

「Ryuichi Sakamoto | Opus」は、坂本自身がアプルーブし、入念なポストプロダクションを経て完成した最初で最後の長編コンサート映画となっている。

2022年末に配信された〈Playing the Piano 2022〉は、本作を制作する過程で坂本の存命中にファンへの感謝の気持ちを込め、同素材の一部を用いてストリーミング用に編集されたものであった。配信版は使用されているカットや編集が異なっていたため、「Ryuichi Sakamoto | Opus」のパイロット版ともいうべき作品だった。なお、長編映画版の方は全20曲で構成されているという。