エディションとして継続リリースしてきた独Profilだからこそ可能な、SKD創立475年、100年にわたる音源集。フリッツ・ブッシュ以降ティーレマンまで、マタチッチを除く歴代カペルマイスターほかを網羅。大体録音年順に構成、音質の変遷も感受できる(大戦中44年から格段に音が変わる)。あらためてカイルベルトやケンペの振るワーグナーの素晴らしさを享受。初出音源はどれも熟聴したい。特に在任中に急逝したシノーポリのブラームス第2は貴重。ブロムシュテットの“ロマンティック”はDenon盤の少し前。ルイージの“アルプス”はSony盤の約2年後。今回“ツァラ”収録のハイティンク、SKD音源は今後もマスト!
『エディション・シュターツカペレ・ドレスデン~100年間の録音における音楽監督と首席指揮者たち』フリッツ・ブッシュやシノーポリらの貴重音源を網羅した10枚組BOX
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