ポール・ウェラーと『66』周辺を取り巻くアーティストたちの近作を紹介!
『66』で2曲を共作したサグスは、2トーンで80年代を駆け抜けたマッドネスのメンバー。2022年にウェラーと組んで“Ooh Do U Fink U R”を出したが、配信ショウの模様を収めたこちらのバンド作でも“Harder They Come”にウェラーを招いていた。
オーシャン・カラー・シーンで活動する傍ら、『Wild Wood』以降の全作でウェラーをサポートし、『66』でも数曲でギターを弾く腹心のスティーヴ・クラドック。こちらのソロ4作目は表題通り架空の映画サントラとして作られたインスト集だ。
〈22 Dreams Toursのドラマーに起用されて以来、ウェラー作品では常連のシンガー/マルチ演奏家。ブラック・バーン・スタジオ録音となるこのソロ作はウェラーの全面制作で、クラドックやストーン・ファウンデーションのメンバーも援護している。
ユニットでの登場時はステレオラブらと比較されるも現在はクリストフ・ヴァイラン個人の屋号と思しきル・シュペールオマール。“On Sunset”やムーンズのリミックスなど周辺の仕事を経て、『66』では“Flying Fish”のプロデュースなど3曲に抜擢!
アシッド・ジャズからデビューしたバンドで、ベン・ゴードリア(ドラムス)とアンディ・クロフツ(ベース)は近年のウェラー・バンドに不可欠な人。このブラック・バーン録音作の発表後に脱退した鍵盤奏者のトム・ヒールも含め、『66』でも活躍している。
ドクター・ロバートやミック・タルボットら敏腕を交えて趣味性の高いソウル~ファンクを聴かせるマイルス・コープランド主導のプロジェクト。こちらのアルバムにはウェラーも共作や歌唱で駆けつけ、“Rise Up Singing!”はこちらが初出だった。
英ミッドランズ出身ソウル・バンドのベスト盤で、たびたび客演してきたウェラーの歌唱曲も“Deeper Love”など4つ収録。トランペットのスティーヴ・トリッグはウェラー近作の常連で、『66』でも4曲のホーン・アレンジに参加している。
ウェラーとDCリーの娘で、父の作品でもコーラスに参加していた彼女のデビュー作はスティーヴ・クラドックのプロデュース。ヴィンテージ色の濃い上質なソウル・アルバムで、親父としても満足に違いない。『66』では“Rise Up Singing”に参加。

ヴィブラフォン奏者としてアシッド・ジャズ勃興期に活動し、ウェラー初期の音源やライヴでも演奏してきた俳優のマックス・ビーズリー。近年は音楽活動に復帰してインコグニートとも共演していたが、『66』でも2曲でヴィブラフォンを演奏している。
ワム!~スタイル・カウンシル~スラム・スラムで活躍しつつ80~90年代にソロ作を残してきたシンガーが、26年ぶりに発表した新作。タルボットや娘のリアとの共作、気の利いたカヴァーもあり、元夫のウェラー抜きで往時の優美さを見せる。

スタカンの相棒タルボットと、『Paul Weller』(92年)での制作歴もあるバングスが組んだ、ヤダ・ヤダ再来とも言える旧縁タッグのモッドなインスト作。ここで披露されるマーヴィン・ゲイ“How Sweet It Is”はウェラーも2010年にカヴァーしていた。








